1974-05-14 第72回国会 参議院 内閣委員会 第18号
おそらくこれは需給関係からいたしまして、日本が非常に欲しておるし、供給先としてはほとんど中国が大半の供給国であるということから、売り手独占みたいな形でこういうような価格の引き上げが行なわれているんではないかというふうに私ども推測いたしております。
おそらくこれは需給関係からいたしまして、日本が非常に欲しておるし、供給先としてはほとんど中国が大半の供給国であるということから、売り手独占みたいな形でこういうような価格の引き上げが行なわれているんではないかというふうに私ども推測いたしております。
それから輸入業者のほうでは、取引の場といたしましても中国は売り手独占的なポジションにございますので、非常にこちらが不利になるということが想像できますので、農林省とも御相談申し上げまして、なるべく海外供給市場の多元化ということをはかっているのでございますけれども、何ぶんにもこのアズキという作物は、栽培技術が非常にむずかしいということと、やるといたしますと、商社が契約栽培をするというようなことになるわけでございますけれども
御指摘のように、両方とも売り手独占のような形ができておりますので、われわれとしては、そうした立場を向こうが悪用いたしまして、不当な価格のつり上げをするというようなことのないように、十分監視してまいりたいと思います。もしそういう事実が出てまいりますれば、こちらとしては、たとえば業者間の輸入協定を結ぶとかいうような対抗措置を考えていく必要があるかと思います。
要するに、相手方が国家貿易であるとかあるいは売り手独占の資本であるとかいうような場合に対処する方法について、ひとつ十分御検討を願うということでないと、ことにレモンのごときは、森永にジュースを許したのですから、なまレモンがきましてどんどんジュースをやるということになりますと、日本のかんきつは成長産業のチャンピオンということで農林省が指導しておきながら、それに冷水をかけられるというような結果になって、これは
それから先ほど来お話のありましたように売り手独占です。それからさらに買い手も独占です。石炭なり油なりあるいは電発からの発電の買電にいたしましても買いたたくことができる。ほかのほうに使うのではないのですから、電気会社だけなんですから、売り手も独占、買い手も独占、地域独占、それで国際競争から隔離されている。こんなに独占の強い企業はないと思う。
従いましてさような相手方が売り手独占、あるいは協定でもって買わざるを得ないというふうな限られた場合におきまして需要者に協定を結んで、そして需要者が結束して高いものは買わないという約束を履行することによりまして、安い原材料を手に入れて、結局それは消費者にとりましては安いものが回っていく、決して消費者には迷惑はかけないというつもりで、この需要者の協定を一定の要件を備えた場合に認めることにいたしておる次第